吉田有希(台南在住)のBlog
に偶然出あった劉瑞山さんの家の記事がありましたので紹介会します。
古厝①を読まれたあとつずけて古厝2、古厝3を読んで下さい。
Walking
around∼古厝1
昨日(2008年3月25日)、パンを食べてから、ブラブラして、さあ帰ろうとしていたときに、なんだか、写真にもってこいの路地を発見。何があるかはわからないけど、ちょっと入って、チェックするだけしてみようよ!
ということで、その路地に入って歩いていくと、ふと、ある男性がある家から出てきて、わたしたちとすれ違いに帰ろうとしていました。
すれ違う瞬間に、ちらりと見られたのですが、
わたしはいつも首から大きなカメラをぶら下げて、キョロキョロしているので、
どこに行ってもじろじろ見られます。(しかも、連れが西洋人ですから。。。。)
だから、慣れっこなのですが、
次の瞬間に、素敵な家の門を見つけて、カメラを構えたとたん。。。
さっきの男性が戻ってきたのです。
『わっ!不振人物と見られたか、家の写真撮られたくないのかなあ。。。。。』
と一瞬、心の中で、焦りまくったのですが、
心配とは正反対に、その男性は、『家の中の写真も撮ってみませんか?』
と言いながら、すでに門の鍵を開け始めているではないですか!!
これが、奇しくも、台南市で一番古い木造建築物といわれている、
『劉瑞山古厝』との出会いでした。
わたしはその存在を全く知らなかったのですが、
何年か前までは公開展示をしていたそうです。
しかし、160年にもなる木造建築ですから、大勢の人が見に来るには、
少し古すぎたようです。
今では、直系の家族の方が、毎日家の管理をしにいらっしゃっているだけのようなのですが、
たまたま、その日の日課になっているのであろう家の管理の帰りに、かつてのこの家の持ち主であった『劉瑞山』さんの曾孫、劉克全さんに出会ったのです。
とても親切な方で、どこのだれそれとも聞かずに、快く、門を開けて、
長い時間をかけて、いろいろと紹介してくださいました。
帰ろうとしていたところを見ると、
お急ぎのようだったのに、わざわざ時間をかけて、
案内していただけるとは、感謝の言葉が見当たりません。
ここに再度、劉克全さんに心から感謝を捧げたいと思います。
本当にありがとうございました。
おかげさまで、古い家好きのわたしが心から満足できるような、
台南市の一番古い木造建築物を、目の当たりに見ることができたのですから。
では、言葉では言い表せない古い家が持つ魅力を写真でお届けします古厝2
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